【太陽光発電は人を幸せにするか】(10)川勝平太静岡県知事も、小野達也伊東市長も最初は歓迎だった太陽光発電 想定外の開発に「ここまでになるとは…」 [◆日本の実態]
「あんたたちマスコミは反対の声ばかり取り上げて。あんな二束三文だった使い勝手のない山が役に立つんだから良いじゃない。反対しているのはごく一部の活動家よ」
伊豆高原メガソーラーパークの計画地の一部を所有していた静岡県伊東市の不動産業者は怒っていた。この会社が伊雄山の地権者を賛成でまとめた。
「山が10倍以上の値段で売れた。今になって反対したって仕方ないでしょう。市だって税収になるんだから良いじゃない」
八幡野の住民が明かす。「最初は1坪100円だった土地が、最後は1坪数千円で売れたと聞きます。ゴルフ場計画がだめになって、困っていた地主も多かったでしょうから、メガソーラー計画は渡りに舟だったでしょう」
だが、反対運動は沈静化しなかった。
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