(英フィナンシャル・タイムズ紙 2018年3月24・25日付)
もし外交を罵る米国に「顔」をつけることができるとしたら、漫画キャラクターの「アステリックス」のような長いひげを生やし、ジョン・ボルトンという名前で通っているだろう。
巷に飛び交う冗談では、ボルトン氏は気に入らない戦争に出会ったことがないと言われる。これは控えめな表現かもしれない。
ドナルド・トランプ氏の新たな大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に就任するボルトン氏は、平和的な揉め事を見て、大砲で状況を改善できないと思うことがめったにない。
米国一のタカ派上院議員の一人に数えられた故ジェシー・ヘルムズ氏は、「ジョン・ボルトンはアルマゲドンが起きたときに隣に立っていたいと思うような男だ」と言った。
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