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サウジ皇太子「イラン核武装ならわが国も」 米に強硬姿勢迫る 20日にトランプ氏と会談 [2)世界・軍事]

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サウジ皇太子「イラン核武装ならわが国も」 米に強硬姿勢迫る 20日にトランプ氏と会談

サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子(ゲッティ=共同)

 

 【カイロ=佐藤貴生】サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子(32)は米CBSテレビとのインタビューで、「イランが核爆弾を開発したら、すぐに追随する」と述べた。ロイター通信などが15日に伝えた。

 皇太子は19日から訪米し、20日にトランプ大統領と会談予定。訪米を前に、イランの核開発を警戒するとともに、より強硬なイラン政策を米国に迫った形だ。中東ではイランの宿敵イスラエルが核を保有しているとされ、核開発競争が拡大することへの懸念が以前から指摘されていた。

 皇太子は「核爆弾を保有したいとは思っていない」と断った上で開発の可能性に言及した。また、「イランはサウジのライバルとはほど遠い」などと述べた。これに対し、イラン外務省報道官は「返答するに値しない」などと批判した。

 イスラム教スンニ派のサウジは、シーア派大国イランと対立し、イエメンなどで“代理戦争”を展開。トランプ氏は、2015年に欧米など6カ国とイランが結んだ核合意を破棄する可能性を示唆しており、皇太子は会談で、イランへの共闘姿勢を確認したい考えとみられる。


タグ:核武装
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