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【正論3月号】暗殺におびえる習近平国家主席の胸算用 関係最悪の北朝鮮には震える? 河添恵子

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【正論3月号】暗殺におびえる習近平国家主席の胸算用 関係最悪の北朝鮮には震える? 河添恵子

北京で開かれた中国共産党の2中総会で演説する習近平総書記(新華社=共同)

※この記事は、「正論3月号」から転載しました。ご購入はこちらへ。

最大のリスクは中国

 年始早々、米ニュースサイト「ワシントン・フリービーコン」は、中国の対北朝鮮政策に関する“絶密文書(最高機密文書)”を入手したとして、その内容を掲載した。  

 中国共産党中央弁公庁が、昨年九月十五日に作成したとされる同文書には、「北朝鮮による核戦力の保持の容認」「金正恩体制の保証の確約」が明記され、北朝鮮がさらなる核実験を自制するならば「新型の短・中距離弾道ミサイルなどの軍事援助を含む支援を拡大」「弾道ミサイルとクラスター爆弾を含む高性能兵器や軍事技術を供与」「民生分野やインフラ整備に関する支援を二〇一八年は前年比一五%増、その後の五年間も少なくとも一〇%増のペースで増やしていく」「北朝鮮の石油需要に応えるため、(国連安全保障理事会の制裁決議に盛り込まれた石油輸出の規制の)実施は象徴的にとどめる」などが記されており、「朝鮮半島の非核化」を求める中国政府の公式見解とは裏腹の内容だった。 

 これに対し、外交部の耿爽報道官は一月三日の記者会見で、同文書を「偽造文書(フェイク・ドキュメント)」とバッサリ。「少しでも常識がある人なら、文書が偽造であることは見抜ける」と述べた。

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タグ:中国
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