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【日曜講座 少子高齢時代】加速する出生数減 多子世帯は親にも優遇策を 論説委員・河合雅司

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【日曜講座 少子高齢時代】加速する出生数減 多子世帯は親にも優遇策を 論説委員・河合雅司

連続100万人を割る

 年間出生数が2年連続で100万人を割った。厚生労働省の人口動態統計によれば、2017年は94万1000人にとどまる見通しだ。

 一方、高齢化に伴い死亡数は過去最多の134万4000人となる。この結果、人口の減少幅はついに40万人を突破するもようだ。

 2年連続で100万人割れしたショックも大きいが、それ以上に危惧すべきは減少幅の大きさだ。17年の出生数は前年比で3万6000人近い下落である。

 100万人も生まれないのに、わずか1年で3万6000人も減るというのはかなりペースが速い。

 過去10年の年間出生数の減少幅をみると、わずかながらプラスに転じている年があるが、総じて拡大傾向にある。14年は2万6277人減、16年は2万8699人減といった具合だ。

 このまま出生数の減少幅が拡大していけば、人口減少スピードも速まり、社会への影響が大きくなる。日本は「勝負どころ」にあると言ってよいだろう。

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