【政界徒然草】「モリカケ」でいつの間にか「党首討論」がなくなっていた!初の年間ゼロ、国会改革どこへ…
このところ自民党内で、質問時間の配分見直しや首相の国会出席の軽減など、国会改革をめぐる機運が高まっている。意義深いことだが、忘れてはならないのは17年前に国会改革の目玉として導入された「党首討論」だ。月1回開催するという与野党合意は守られず、今年は導入以来初の「年間ゼロ」となることが確実になっている。まずは約束を守らないことには、新たな改革も進まない。
「与野党の枠を超えて国会改革を成し遂げるべきだ。国民にとって最善の形とは、首相を年間100日以上国会に張り付けることでしょうか」
自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長(36)は11月17日、東京都内の講演でこう訴えた。
続いて、萩生田光一幹事長代行(54)も11月19日のNHK番組で、衆院正副議長選出の際の投票の省略などを念頭に「前例や慣例にとらわれず、新しい時代の国会運営を考える必要がある」と語った
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