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長崎県平戸市長が「朝日新聞の購読をやめた」理由 12月2日

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【産経抄】長崎県平戸市長が「朝日新聞の購読をやめた」理由 12月2日

黒田成彦・平戸市長のツイッター

 

 長崎県平戸市の黒田成彦市長が11月28日付の自身のツイッターで、「市長室では朝日新聞の購読をやめた」と表明したことが話題を呼んでいる。理由は「誤報を垂れ流す広報媒体を排除する」というのだから、手厳しい。森友・加計学園問題に対する朝日の報道姿勢が念頭にあったようだ。

 ▼購読中止宣言後、黒田氏のツイッターにはたくさんの賛同メッセージが届き、わずか2日間でフォロワーが一気に千人近く増えた。市長室によると、市のホームページ上の「市長へのご意見箱」に寄せられたメールにも、否定的な意見はなかった。

 ▼新聞やテレビなどマスコミに対する国民の視線が、年々冷ややかになっていくのをひしひしと感じる。平戸市長室は産経、読売、毎日、日経、西日本、長崎の各紙はまだ購読中だとのことだが、同様の事例が今後、増えていくかもしれない。

 ▼だからこそ、マスコミ側はより謙虚に振る舞う必要があるはずだが、実態はどうか。先の衆院選をめぐり、10月8日に行われた党首討論会を取り上げた日本記者クラブ会報(11月10日号)を読むと、一般社会とマスコミの意識の乖離(かいり)に暗澹(あんたん)たる気分になる。

 ▼討論会での記者の尊大な質問態度に関し、記者クラブ事務局は多くの「お叱り」を受けたのだという。それに対する専務理事の感想は「近年、この種の抗議が多くなったことが気にかかる」とまるで反省はみられない

 ▼インターネット上で「炎上」したと記す朝日の質問者は「あぁ、あほらし屋の鐘が鳴る」。非礼を指摘された毎日の質問者は「『非礼』は安倍(晋三首相)会見には不可欠な資質」と開き直っていた。なぜ批判されているのかも理解できない姿をみると、残念ながらマスコミの未来は明るくない。

 


タグ:産経抄
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