朝鮮人民軍の実力は? 核・ミサイル開発で他に資金回らず それでも侮れない特殊作戦部隊や隠れ工作員の存在
北朝鮮の朝鮮人民軍を過大評価してもいけないし、過小評価してもいけない。(夕刊フジ)
まず、「核・ミサイル開発」の状況だが、兵器としての完成度が問題で、信頼性の高い兵器レベルの核・ミサイルは完成していないと分析する専門家が多い。特に、大気圏再突入時の高熱対策の技術や、核弾頭の小型化技術に問題があり、完成まで数カ月から数年かかると幅がある評価だ。
戦車3500両、艦艇780隻、空軍作戦機560機など、数だけを見ると、北朝鮮軍は韓国軍を凌駕している。だが、旧式の兵器が多く、戦闘機は稼働率が50%とされる。兵器の予備部品や弾薬の備蓄も不十分で、北朝鮮軍の継戦能力が極めて限定されていることを示している。
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