【浪速風】民進党の「閉店商法」には釣られない(10月5日) [◆之が言いたい]
「本日開店」の看板を出す居酒屋があった。いつまでたっても「本日開店」で、そのうち店の名前だとわかった。反対に「もうあかん やめます!」という垂れ幕を20年以上も掲げた名物靴店があった。とうとう本当に閉店したが…。オープン記念や店じまいは安いに違いないと思うのが消費者心理である。
▼だから閉店と開店を繰り返す店がある。どっこい、客も手の内を見すかして、そう簡単には釣られない。こちらも似ていないか。民進党の解体劇である。「希望の党」への合流と、「立憲民主党」結成、それに無所属に分かれた。寄り合い所帯で角突き合わせていたのだから、すっきりしたと言える。
▼だが、突然の解散・総選挙にあわてふためいて-の印象しかない。新装開店をアピールするが、顔ぶれは変わらず、期待感はわかない。どうせまた看板を掛け替えるのではないか、と。使い古したオチでご勘弁を。「いつ閉店するんや?」「毎日閉めてますがな」
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