【天安門事件28年】学生指導者だった王丹氏 「歴史ではなく現在進行形」
【台北=田中靖人】天安門事件の学生指導者、王丹氏(48)は4日、台北市内で講演し、「28年前の事件が中国社会に与えた影響は今日まで続いており、将来の民主化の契機にもなる。歴史ではなく現在進行形であり、未来の変数でもある」と述べた。
王氏は、活動拠点を約8年間過ごした台湾からワシントンに移し、中国の民主化を支援するシンクタンクの設立を目指している。この日は、渡米時期を7月とした上で、事件で「政治犯」とされた人々やその家族を支援する基金を設立する考えも明らかにした。
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