【2016現場から(12)完】「土人」発言に大騒ぎ、基地反対派の暴言は封じる沖縄の特殊な〝言論空間〟 県民大会では極左の影も…住民「もううんざり」
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2016.12.31 15:00
【2016現場から(12)完】「土人」発言に大騒ぎ、基地反対派の暴言は封じる沖縄の特殊な〝言論空間〟 県民大会では極左の影も…住民「もううんざり」
「安倍晋三さん、本土の皆さん、第二の加害者はあなたたちだ」。沖縄県うるま市の女性が米軍属の男に殺害された事件を受け、6月に那覇市で開かれた沖縄県民大会で言い放たれた言葉に、思わず耳を疑った。
大会は共産党や社民党などでつくる団体が主催し、在日米軍基地の縮小、米海兵隊の撤退を求めた。先の言葉は大会共同代表で、沖縄の学生らでつくる「SEALDs RYUKYU(シールズ琉球)」メンバーの女子大学生が涙ながらに訴えたものだ。
会場には指笛が鳴り響き、「よく言った」と称賛の声ばかり。事件を反基地運動に政治利用し、沖縄以外の国民を加害者扱いするような主張には正直、嫌な気分にさせられた。
タグ:沖縄左翼
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