【「慰安婦」日韓合意】現金支給、受け入れの元慰安婦３４人に

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2016.12.21 23:09

【「慰安婦」日韓合意】現金支給、受け入れの元慰安婦３４人に

　慰安婦問題で、昨年末の日韓合意の時点で存命だった46人の元慰安婦女性のうち、日本政府が拠出した10億円を基にした現金支給を受け入れると明らかにした人が11月下旬以降に5人増え、34人になったことが21日分かった。日本が拠出した現金を元慰安婦側に支給する事業を行う「和解・癒やし財団」の金兌玄理事長が明らかにした。

　合意時点の生存者には1人当たり約1億ウォン（980万円）が分割で支給される。既に23人に対し支給が始まっているが、年内に31人になる見通しという。

　同財団関係者は、合意時点の生存者の過半数が支給を受け入れれば事業の目標は達成されると指摘していたが、受け入れる人は7割強になった。財団は年明けから、合意時点で故人となっていた元慰安婦199人の遺族らに1人当たり約2000万ウォンの支払いを始める。（共同）

タグ：「慰安婦」日韓合意