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画家から旅館経営者に転身した“異色”の大津の女性社長 「人がやらないようなことをやろう」 [3)ライフ]

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2016.11.6 13:32

画家から旅館経営者に転身した“異色”の大津の女性社長 「人がやらないようなことをやろう」

琵琶湖グランドホテル社長の金子博美さん=大津市雄琴(和野康宏撮影)

 比叡山延暦寺のおひざ元、おごと温泉の旅館「琵琶湖グランドホテル」(大津市雄琴)の社長、金子博美さん(50)。館内施設の先進的なデザイン、時代に逆行するかのような大宴会場の設置…。大胆な経営手法で老舗温泉街を盛り上げてきた女性経営者は、プロの画家からの転身という異色の経歴をもつ。20代のすべてを注いだ創作活動から畑違いの世界に入ったが、画家時代に抱いた「他の人がやらないことをやろう」という精神は、旅館の世界でも生かされている。

オリジナル技法を生み出す

 進路に悩んでいた高校3年生のとき。恩師から「絵を描いているときのあなたはとても楽しそうだった」と勧められ、美術系の大学に進学。洋画を専攻し、主に頭の中で描いた架空の風景を表現した。

 描き続けるうちに「こんな普通のやり方は世界中誰でもやっている。他の人がやっていないことをやらなきゃ」と思うようになった。堅い線から柔らかい線、線から丸-と試行錯誤を重ね、キャンバスに筆を着けずにしずくだけで描く「ドロッピング」というオリジナルの技法を生み出した。

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