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【古森義久の緯度経度】2025年までに「米中戦争」が起きると警告した報告書の危険な中身とは? 引き金は尖閣での日中衝突  [2)世界・軍事]

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2016.9.17 11:00

【古森義久の緯度経度】2025年までに「米中戦争」が起きると警告した報告書の危険な中身とは? 引き金は尖閣での日中衝突 

沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に侵入した中国公船(左)に退去を促す海上保安庁の巡視船(同庁提供)  

 「中国との戦争」と題する研究報告書がワシントンの外交戦略関係者たちの間で重い波紋を広げ始めた。その表題どおり、米中戦争の可能性を徹底して調べ、実際の戦争が起こりうるとした趣旨の報告書である。しかもその戦争シナリオが最初も最後も日本の動きが「決定的に重要」だとする点は日本側でも認識しておくべきだろう

 この報告書は全米でも最有力の安全保障研究機関「ランド研究所」が米陸軍から委託され、長い時間をかけてこの7月末に完結した。膨大なデータを駆使し、最高水準の専門家集団の知力と体験を基に、調査と予測をまとめた120ページほどの総括となった。結論は今後2025年までの間に米中戦争が起きる危険があるというのだ。

 ここまで書くと、日本側では「米中戦争なんて」と顔をそむける向きも多いだろう

 だが戦争を防ぐためにこそ戦争の可能性を調査するというのは米側ではごく普通の安保研究である。しかも報告書の副題は「考えられないことを考える」となっていた。

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タグ:米中戦争
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