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近隣国に恵まれない日本…「国籍」「献金」外国への警戒心が薄過ぎる 9月10日

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2016.9.10 05:04

【産経抄】近隣国に恵まれない日本…「国籍」「献金」外国への警戒心が薄過ぎる 9月10日

 わが国は近隣諸国に恵まれていない力の信奉者である北朝鮮は9日、国際社会の制止を振り切り、頼れるのは武力だけとばかりに5回目の核実験を強行した。その北を戒める役割が期待される中国は、力による現状変更を狙って南シナ海や東シナ海で傍若無人に振る舞っている。

 ▼ロシアは北方領土を含む千島列島の軍事拠点化を進め、韓国の超党派国会議員団は8月、竹島(島根県隠岐の島町)に上陸して気勢を上げた。「平和を愛する諸国民」との憲法の文言は、悪趣味な冗談としか思えない。にもかかわらず、日本人は外国への警戒心が薄い。

 ▼民進党代表選に立候補した蓮舫代表代行の「二重国籍」疑惑が取り沙汰されているが、外国の影がちらつく候補は彼女だけではない。前原誠司元外相も、菅直人内閣の外相当時に違法な外国人献金問題が発覚して辞任している。

 ▼「推薦人集めがギリギリであった玉木君の推薦人になることを了承した」。2日付のブログに、玉木雄一郎国対副委員長の推薦人となった経緯を得々と記した菅氏自身は候補ではないが、やはり過去に外国人から104万円もの献金を受けていたことが判明した人物である。

 ▼外交や安全保障のかじ取りに関与する可能性がある国会議員は、もっと外国とのかかわり方に敏感であるべきだろう。一方で、平成19年末に中国から帰化した評論家の石平氏は、帰化申請の際に「なぜ日本人になりたいか」も「日本が好きか」も「皇室をどう思うか」も、一切聞かれなかったことに拍子抜けしたという。

 ▼「『国家意識』の徹底的な欠如こそ、日本にとって最大の病巣ではないか」。石平氏が雑誌『月刊日本』20年2月号で問いかけたこの言葉は、今日さらに重みを増している

 


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