「中国警戒論」が豪州で台頭 国会図書館が全議員に警告の報告書 経済をてこに浸透「一帯一路構想、用心せよ」
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2016.9.7 19:24
「中国警戒論」が豪州で台頭 国会図書館が全議員に警告の報告書 経済をてこに浸透「一帯一路構想、用心せよ」
【ビエンチャン=吉村英輝】資源輸出や対内直接投資で中国への依存を深めるオーストラリアで、安全保障面での中国への警戒感が広がっている。連邦議会の調査機関である国会図書館は、中国が欧州までの経済圏を築く現代版シルクロード「一帯一路」構想をめぐる報告書を全議員に配布し、世界での覇権構築を狙う中国の長期的戦略として警告した。豪メディアも中国企業などの豪政界への食い込みぶりを報じている。
オーストラリアン・フィナンシャル・レビュー紙(電子版)によると、8月30日の議会開催を前に、報告書が議員に配られた。
タグ:オーストラリア
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