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【ヤマトタケルのまほろば 第3部】出雲国(4)先祖神に守られ国固め [3)日本の歴史]

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2016.8.25 18:00

【ヤマトタケルのまほろば 第3部】出雲国(4)先祖神に守られ国固め

出雲を発った後のヤマトタケルの足跡を伝承する宮崎神社=鳥取県北栄町(恵守乾撮影)

 出雲建(たける)を討った後、倭建命(やまとたけるのみこと)の消息を伝えるのが宮崎神社(鳥取県北栄町)である。神社の由緒はこう伝えている。

 〈日本武尊西征ノ御時、北海ノ霪風御艦ヲ悩マシ奉リシガ、不思議ノ神助ニテ御艦引寄スルガ如ク本社地乾(いぬい)ノ隅ニ着御給ヘリ〉

 ヤマトタケルの舟は嵐に襲われたが、神の加護で神社の北西方向に、引き寄せられるかのように着いた、というのだ。

 神社の主祭神は、イザナキノミコトとイザナミノミコト。社史では、7代孝霊天皇の皇子がこの地に2柱を祭ったと記されている。12代景行天皇の御子であるヤマトタケルは、先祖の創建した神社に救われたのである。

 伝承では、ヤマトタケルは大変喜んで、自身で飯を炊いて供え、2神に厚くお礼をしたと伝わる。境内のその場所は「飯の山」と呼ばれる。

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タグ:神話
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