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【正論】戦後71年に思う 蝕まれる「草の根保守」の遺産 社会学者 関西大学東京センター長・竹内洋 [1)憂  国]

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2016.8.12 11:40

【正論】戦後71年に思う 蝕まれる「草の根保守」の遺産 社会学者 関西大学東京センター長・竹内洋

関西大学東京センター長の竹内洋氏 

「そんなうまい話はないだろう」

 私の養父(伯父)は、明治生まれで、高等小学校中退の材木商だった。昭和前半期の典型的な庶民といえる。地元選出の代議士、北●(日ヘンに令)吉(二・二六事件などで有名な北一輝の弟)の大ファンだった。

 ●吉は、自由党や日本民主党(いずれも1955年に誕生した自由民主党の前身)に所属したが、吉田茂嫌いで三木武吉などと鳩山一郎をかついでいた。新潟県第1区(新潟市・佐渡島・西蒲原郡)が●吉の選挙区。父は手弁当で●吉の選挙運動に奔走していた。戦後まもない昭和20年代から30年代はじめのころである。●吉は定員3人(当時は中選挙区制)のうちの3位すれすれで、昭和30年まで連続当選を続けた。

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