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田母神陣営公選法違反 元幹部に執行猶予判決

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2016.7.14 20:27

田母神陣営公選法違反 元幹部に執行猶予判決

 平成26年2月の東京都知事選を巡る元航空幕僚長、田母神俊雄被告(67)の陣営による運動員買収事件で、東京地裁は14日、公選法違反(買収)の罪に問われた元会計責任者、鈴木新被告(58)に懲役1年6月、執行猶予5年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。

 家令和典裁判長は「選挙資金の適正な管理を行うべき立場にありながら、安易に現金を渡しており非難は免れない」とする一方、「関与は従属的で反省もしている」と述べた。

 判決によると、鈴木被告は田母神被告らと共謀、都知事選後の26年3~5月、元選対事務局長や運動員ら8人に、計545万円を違法に渡した。鈴木被告の判決公判の後、報酬を受け取ったとして公選法違反(被買収)の罪に問われた石井義哲被告(59)ら陣営の運動員3人の初公判が東京地裁であり、いずれも起訴内容を認めた。


タグ:田母神事件
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