【「民意」の嘘】誰が民意を軽視しているのか、日本の選択のために知るべきだ 櫻井よしこ×花田紀凱 [◆之が言いたい]
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2016.7.11 02:00
【「民意」の嘘】誰が民意を軽視しているのか、日本の選択のために知るべきだ 櫻井よしこ×花田紀凱
※この記事はジャーナリストの櫻井よしこ氏と「Hanada」編集長の花田紀凱氏らの対談をまとめた『「民意」の嘘』(産経新聞出版)から抜粋しました。
新聞は自分たちこそ「民意」だと言いたいようだが…
「民意」は非常にうるさい。
「民意」は目障りである。
新聞やテレビで報じられる「民意」に騙されてはならない。
たとえば安保法制に関する新聞、テレビの報じ方、ハッキリ言って異常だった。
スタートは一昨年、2014(平成26)年の5月15日に安保法制懇が報告書を出した翌日、朝日新聞は見開き二ページを使い〈近づく 戦争できる国 遠のく 憲法守る政治〉と大見出しを打った。
東京新聞に至っては、1面で〈「戦地に国民」へ道〉である。そして社会面には「戦争は嫌だ」「絶対に平和を守らなければ」「戦前に戻るのか」などの「民意」が溢れ返っていた。
2015年5月19日、国会の審議が始まると、朝日は「民意」をリードするために異常な報道を続けた。まさにキャンペーンというにふさわしい分量である。
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