【尖閣接続水域侵入】中国、海洋進出の既成事実化へ強硬策 公式反応は示さず
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2016.6.9 12:02
【尖閣接続水域侵入】中国、海洋進出の既成事実化へ強硬策 公式反応は示さず
【北京=西見由章】中国の軍艦が沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域に入ったことについて、中国政府は9日午前10時(日本時間同11時)現在、公式な反応を示していない。
「海洋強国」を掲げる習近平政権は2013年11月、尖閣諸島を含む東シナ海上空に防空識別圏を一方的に設定。軍艦の接続水域入りは、海警局公船による領海侵入から一歩進んだ強硬な措置で、日本の実効支配に対抗し海洋進出の既成事実を積み重ねる狙いがあるとみられる。
7日まで北京で開かれた「米中戦略・経済対話」で中国側は南シナ海をめぐり、領土主権などの「核心的利益」については一切譲歩しない姿勢を見せていた。
タグ:中国侵略
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