イデオロギーに根ざさないサンダース人気 若者から支持される理由
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イデオロギーに根ざさないサンダース人気
若者から支持される理由
2016年05月30日(月)土方細秩子 (ジャーナリスト)
米大統領選予備選挙の「最後の山場」と言える6月7日のカリフォルニア州の投票。それを前に、共和党候補に決定したドナルド・トランプ氏(69)と、民主党候補のバーニー・サンダース氏(74)がテレビ討論会を開催するというのが話題となった。
元々この討論会はサンダース対クリントンが予定されていた。両氏は党員集会までに行う討論会の数をあらかじめ合意していたが、ここに来てヒラリー・クリントン氏(68)が拒絶、その理由は「対トランプに専念したいから」だという。民主党もほぼクリントン氏に決定してはいるものの、まだ選挙戦を続けているサンダース氏を「もう相手にしない」と切り捨てたも同然で、サンダースはこれに対し「Insulting(侮辱している)」と発言。サンダース氏自身に対してだけではなく、投票を控えるカリフォルニア州民にも候補者の意見を聞く権利はあり、有権者全体への侮辱、と非難した。
タグ:米国大統領選
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