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ボランティアの難しさ 「善意」と「ニーズ」のマッチング [◆論  評◆]

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ボランティアの難しさ
「善意」と「ニーズ」のマッチング


2016年05月01日(日)WEDGE編集部

 ゴールデンウイーク(GW)が始まり、熊本地震の被災地には、復旧、復興の力になろうと、全国から多くのボランティアが駆け付けている。取材班は、熊本県益城町の災害ボランティアセンターに4月22日と23日に足を運んだが、そこではボランティアの「善意」と被災者の「ニーズ」のマッチングが課題になっているようだった。熊本県社会福祉協議会のHPには、交通渋滞への懸念から現地入りする際には、公共交通機関の利用や早朝移動など配慮を求めており、益城町ではGW期間中の4/29~5/8は、「県内在住の方」のみの募集としている。

災害ボランティアセンターには支援要請の電話がひっきりなしにかかってくる

 「せっかく来ていただいたのに申し訳ございません。本日の受付が出来かねる状況になっております。また明日からも引き続き募集しておりますので、どうかご理解ください」

 熊本地震の「本震」から1週間が経った4月23日土曜日、午前10時過ぎ。益城町の災害ボランティアセンターに取材班が到着すると、既に入口には「受付終了」の看板が置かれ、応援にかけつけた社会福祉協議会(社協)のスタッフ2人が、次々と到着する車に声をかけていた。入口の対向車線側には、ボランティアセンターから引き返す車で列ができている。


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