認知症は果たして「病気」? 村瀬孝生さんら「認知症をつくっているのは誰なのか」出版
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2016.3.23 08:08
認知症は果たして「病気」? 村瀬孝生さんら「認知症をつくっているのは誰なのか」出版
政府の推計によると、2025(平成37)年には日本の高齢者の5人に1人が認知症になるという。認知症は果たして病気なのか、老いの一つのありようではないのか-。宅老所よりあい(福岡)代表の村瀬孝生さんと介護ライターの東田勉さんの、そんな視点での対談をまとめた「認知症をつくっているのは誰なのか」(SB新書、864円)が出版された。
病気に仕立てる“犯人”に挙げられているのは、介護保険制度、入院、厚生労働省、医学会や製薬会社。介護現場や家族にも容赦がない。
人間関係が失われ、生活習慣の急な変化が認知症を生み出していることに気付かされる。認知症の見方が変わる一冊だ。
タグ:認知症
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