【西論】建国記念の日 日本否定の戦後思潮克服を
【西論】建国記念の日 日本否定の戦後思潮克服を
およそ国家は建国の物語や神話を持つものだろう。国民として大切にしたい財産である。ところが日本の事情は簡単ではない。
建国記念の日の11日、これを祝う祭事や集会が各地であった。一方、反対する集会もあちこちで開かれた。
筆者も関西のある反対集会に行ってみた。建国記念の日に反対するペーパーが渡され、安全保障関連法は戦争法だという講演があった。偏った集会だった。
なるほど批判も集会も保障されていよう。しかし自らの出自を否定する声が声高に聞こえる社会は、健全ではない。出自を否定して、自国を愛する心が育つとは思えない。自国の安全保障を軽視することにも容易につながる。
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