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この不当な策謀に同調する日本の学者が妙に多いのは、もしや「飯のタネ」に気を使ってか。

2015.8.8 05:02更新

【産経抄】
8月8日

 人気作家、誉田哲也さんが剣道少女たちの成長を描く連作小説の6年ぶりの新刊「武士道ジェネレーション」に、大学に進んだ主人公が日本史の初講義に幻滅する場面がある。教授がいきなり慰安婦問題や南京事件を取り上げ、「昨今の歴史修正主義的な考え方」への批判をぶちだしたのだ。

 ▼マズい。この教授、典型的な「自虐史観」の持ち主だ-。気落ちした主人公が学食で友人に「慰安婦として20万人の朝鮮人女性が強制連行されたとか嘘だ」とこぼすと、韓国人らしい男子留学生に「ふざけるな」とからまれる。あくまで物語の世界だが、現実でもありそうだ。

 ▼日本学生支援機構によると、昨年5月時点で日本の大学などに在籍する留学生は13万9185人。うち中国人が7万7792人で韓国人が1万3940人と合わせて3分の2を占める。少子高齢化が進む日本の大学にとっては大切なお客さまである。

 ▼約10年前に取材した南京事件の研究者は当時、「所属する私大の講義では中国批判はできない」と明かした。既にドル箱の中国人留学生は腫れ物扱いとなっており、彼らの機嫌を損ねることは許されないというのだ

 ▼第2次安倍晋三内閣発足以降、中韓両国は日本に「歴史修正主義」というレッテルを貼り付け、日本の評判を落とそうと必死だ。この不当な策謀に同調する日本の学者が妙に多いのは、もしや「飯のタネ」に気を使ってか。

 ▼安倍首相の戦後70年談話に関する有識者会議が6日、報告書を提出して記者会見を開くと、記者から「安倍政権が海外から歴史修正主義者といわれていることへの言及がない」と不満げな質問が飛んだ。中韓の歴史認識がいかに日本人の心を侵食し、修正してきたことか空恐ろしい。


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