SSブログ

渋谷区だけでなく、有権者の皆さんは、真剣に一票を投じていただきたい。ろくでもない首長や議員を選んで被害を受けるのは、有権者なのだから。

2015.4.4 05:02更新

【産経抄】
週刊誌をにぎわす醜聞の数々…どうしてこんな人が国会議員に? 4月4日

 どうしてこんな人が国会議員になっているの、というお叱りの声が、小社の読者サービス室に毎日のように寄せられている。確かに、社会人としての基本ができていないお粗末な議員が多すぎる。

 ▼病気で国会を休んだ翌日に男性と旅行に出かけた、上司の大臣が辞めた夜に飲み歩いて同僚議員と路上で接吻(せっぷん)した、「ママでも金」と世迷(ま)い言を吐いた金メダリストはどうの、とくだらない醜聞が週刊誌をにぎわしている。他人の色恋にくちばしを入れるほどやぼじゃないが、税金で賄われる給料分はちゃんと仕事をやってもらいたい。

 ▼道府県議選が昨日告示された。政務活動費をちまちました私用に使い、会見で号泣した元兵庫県議を持ち出すまでもなく、地方議員のレベルも疑問符がつくもっと問題なのは、世間の関心が薄くなりがちな自治体や議会が、暴走しやすいことだ。

 ▼同性カップルに「証明書」を発行する条例が成立した東京都渋谷区は、その典型だろう。性的少数者への偏見解消は大事だが、あまりに拙速で、読者サービス室に寄せられた意見は、ほぼ反対論一色だった。

 ▼なぜ、今期限りで退任する区長が条例制定にこだわったのか保養施設として区が伊豆の旅館を買い取ったのが遠因、との説もある。その旅館は建物が古く、アダルトビデオ撮影にたびたび使われたいわく付きの物件なのに、億単位の税金がつぎ込まれた

 ▼醜聞になりかけたところに、降って湧いたように提出されたのが、「同性パートナー条例」というわけ幸いにして26日には、区長選も区議選もある渋谷区だけでなく、有権者の皆さんは、真剣に一票を投じていただきたい。ろくでもない首長や議員を選んで被害を受けるのは、有権者なのだから


タグ:産経抄
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

Facebook コメント