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【江戸っ子記者のなにわ放浪記】日本再生を信じ出撃…海軍飛行隊員が偶然会った少年に托した言葉

2015.2.25 16:00更新

【江戸っ子記者のなにわ放浪記】
日本再生を信じ出撃…海軍飛行隊員が偶然会った少年に托した言葉

 以下抜粋

『編集日誌』では、朝日新聞の夕刊コラム『素粒子』(1月13日付)に以下のように併記された一文について書いた。

 「少女に爆発物を巻き付けて自爆を強いる過激派の卑劣」

 「70年前、特攻という人間爆弾に称賛を送った国があった

 この併記について、『編集日誌』では、「『少女に…』は、イスラム過激派組織『ボコ・ハラム』が女児を自爆テロさせたことだろう。陰惨極まりないテロと、先の大戦で実行された日本の特攻がなぜ、併記されたのか。疑問と怒りを禁じ得なかった」と書いた。

 同封されていた写真は、鳥取県米子市近郊にあった旧海軍の美保航空隊基地から出撃地に向かおうとしていた青年飛行隊員とともに昭和19(1944)年ごろに撮影したものだった。同基地は、「特別攻撃」(特攻)の訓練基地でもあった。速水さんは当時、まだ5歳だった。

 飛行隊員の青年は、速水少年に次のような言葉を残していったという。

 「自分の親兄弟は遠い処にいるので会うことができない。自分は親兄弟や日本を守るため、明日出撃する」「自分が死んでも君らが大人になったころには必ず日本は立ち直ってりっぱな国になることを信じている。それまでどうか体に気を付けて頑張って欲しい」(速水さんの封書より


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