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京都・お盆の風物詩「五山の送り火」、かつての「十山」から半減した歴史とは


京都・お盆の風物詩「五山の送り火」、かつての「十山」から半減した歴史とは


 

ご先祖さまの魂をあの世にお送りする有名行事にも哀しい過去


2023.8.16(水)鵜飼 秀徳





送り火でもっとも有名な「大文字」。由来は諸説ある(写真:アフロ)





京都のお盆の行事、「五山送り火」。コロナ禍においては規模を大幅縮小して実施されたが、昨年2022(令和4)年に元の姿に戻された。今年はインバウンドが戻ってきたことで、見物客の大混雑が予想される。その送り火は時代によって翻弄されてきた。江戸時代は10もの山で灯されていたという。京のお盆の行事と送り火に込められた、哀しい史実に目を向けてみよう。#戦争の記憶


(鵜飼 秀徳:作家、正覚寺住職、大正大学招聘教授)


東京と京都のお盆時期がずれているワケ


 私は京都でお寺の住職を務めている。京都のお盆は、お坊さんが檀家さん宅を回って、仏壇供養する「棚経(たなぎょう)」で幕が開き、そして今宵(8月16日)の「五山の送り火」で幕を閉じる。


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