これでいいのか?戦後日本「より良き日本を取り戻そう」

目指すは「四方よし」、本離れに挑む要約サービス







目指すは「四方よし」、本離れに挑む要約サービス


シリーズ「商いの原点」~フライヤー(東京都)


2019.3.18(月) 嶋田 淑之






本の要約サービス「フライヤー」の画面イメージ(画像提供:フライヤー、以下同)


?


?


 日本人の“本離れ”が叫ばれるようになって久しい。文化庁の「国語に関する世論調査」(2014)でも、1カ月に一冊も読まないと回答した人が、実に全体の47.5%を占めている。インターネットを毎日眺めていれば、リアルタイムに最新情報は得られるので、わざわざ本など読む必要がないという風潮が、“本離れ”をさらに加速化させていると喧伝されてきた。


 ところが、最近、本当は本を読みたいと思っている人が多いらしいことが分かってきた。2013年に始まった“ビジネス書やリベラルアーツを中心に1冊分を10分で読める要約をネットで提供するサービス”が、右肩上がりの成長を遂げているからだ。会員数は今や30万人を突破し、多くの人々が、その“要約”をきっかけに実際に本を購入しているという。


>>続きを読む


?


?


?