これでいいのか?戦後日本「より良き日本を取り戻そう」

社会でも家庭でも力を失う「弱者男性」、変わる夫の立ち位置を直視すべし


社会でも家庭でも力を失う「弱者男性」、変わる夫の立ち位置を直視すべし


インセル、KKO、妖精さん、「オッサン」の悲哀は時代を映す


2022.10.3(月)富岡 悠希






貧困や差別を描いた映画「ジョーカー」の公開時、不本意な禁欲・独身主義者の略語である「インセル」という言葉が飛び交った(写真:The Mega Agency/アフロ)





令和の現在、夫婦の3組に1組は離婚する。残る3分の2の多くも、大なり小なり問題や悩みを抱えている。ネットニュースやSNSでリアルな夫婦像に触れる機会が増え、我が身を振り返る人も少なくないだろう。9月6日に新著『妻が怖くて仕方ない』(ポプラ社)を上梓したジャーナリストの富岡悠希氏が「日本の夫婦の今」を明らかにする本連載。今回は、「弱者男性」論から夫の立ち位置を考える。


◎これまで連載はこちらから
第1回・妻の暴力で脱臼、救急車で運ばれた僕が考える夫婦の「リアルと理想」https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/71659
第2回・「既婚者合コン」に潜入、「良妻賢母」的なマリコさんに僕は困惑したhttps://jbpress.ismedia.jp/articles/-/71835



(富岡 悠希:ジャーナリスト)


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