これでいいのか?戦後日本「より良き日本を取り戻そう」

教科書には載らない『東海道中膝栗毛』弥次喜多の本当の関係 江戸時代、女色・男色ともに色道の嗜みだった


教科書には載らない『東海道中膝栗毛』弥次喜多の本当の関係


江戸時代、女色・男色ともに色道の嗜みだった


2022.10.3(月)市川 蛇蔵





連載:少子化ニッポンに必要な本物の「性」の知識



江戸期最大のベストセラー『東海道中膝栗毛』は名所・名物紹介に留まらず、生活・文化を描き、地方や上方でも人気を博した





 戦国時代、戦場でいつ命を落とすかもしれないという生死の間に身を置く武将たちは、出陣の際に女性を伴うのは禁忌とされていたため、戦場で寵愛する「お小姓」といわれる年少の兵を抱えていた。



 当時、男色は武将の嗜みであり、織田信長、武田信玄、上杉謙信、伊達政宗などもお気に入りの少年兵を戦場に伴い情交していた。


 そうしたことは、異常性愛ではなく武将の間では広く一般的な風習でもあった。


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