これでいいのか?戦後日本「より良き日本を取り戻そう」

マツダが今、世界的に逆風が吹くディーゼルエンジンにこだわる理由


マツダが今、世界的に逆風が吹くディーゼルエンジンにこだわる理由


「CX-60」で見せた「理想の燃焼」を追い求める開発姿勢


2022.4.9(土)桃田 健史






マツダのCX-60プロトタイプに搭載された、新型3.3リッターディーゼルエンジン(筆者撮影)





(桃田 健史:自動車ジャーナリスト)


 なぜ、マツダはディーゼルエンジンにこだわり続けるのか?



 マツダは新型クロスオーバーSUV「CX-60」を欧州に続いて日本でも発表したが、メディアやユーザーの間では、そうした疑問を持つ人が少なくない。


 なぜならば、2020年代に入り、それまでディーゼル乗用車が市場の中核を占めていた欧州で一気にBEV(電気自動車)シフトが加速しており、欧州自動車メーカーの多くがディーゼル乗用車やディーゼル商用車の量産を段階的に縮小し、最終的には休止するとの意向を示しているからだ。


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