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「屋外日本一」118段ひな壇飾り 静岡
屋外で日本一の段数を誇る118段のひな壇飾りの展示が19日、静岡県東伊豆町の素盞鳴(すさのお)神社で始まった。ひな人形約600体を参道の急階段に並べ、両脇を色鮮やかな伝統のつるし飾りで彩った。3月13日まで。雨や強風など悪天候時は中止する。
開催中の「雛(ひな)のつるし飾りまつり」(稲取温泉旅館協同組合主催)の関連行事。同組合によると、同じ段数のひな壇を展示してきた同県伊東市の仏現寺が一昨年に開催を取りやめたため、3年連続で単独で日本一という。多くのひな人形が石段に並ぶ圧巻の光景に、行楽客らがカメラを向けていた。
東京都武蔵野市の会社員、木村徳子さん(52)は「初めて見てびっくりした。豪華で素晴らしい」と喜んでいた。
近くを走る伊豆急行は、車窓から楽しめるよう一部の電車を減速運転している。