これでいいのか?戦後日本「より良き日本を取り戻そう」

小さな会社はこれをしないと、強くならない






 今回は、ヤマモトホールディングスの中核企業で、一般廃棄物収集運搬・産業廃棄物中間処理業の山本清掃(京都市、従業員数150人)執行管理室長の銭本護さんに、「小さな会社において使える人材」をテーマに取材を試みた。


 銭本さんは1987年にリクルート(旧 リクルートコスモス)に入社し、主に本社総務部・商法関連業務などに携わった。現在は、総務、法務、広報など管理部門の業務、社内報などの編集に関わる。



(Bitter/gettyimages)


小さな組織のわりに風通しの悪い会社



銭本氏


 小さな会社において「使える社員」の捉え方は、業種や業績、従業員数、社内外の状況により多少の違いがあると思います。たとえば、従業員が30人前後の場合は、個々がいくつもの職種を兼務する機会が多いでしょう。一例でいえば、経理の担当者が総務や人事、時に営業も担当するかもしれません。このようなオールラウンドプレーヤーは、おそらく社長や役員、管理職などから「使える」とみられていることが多いと思います。