【就活リサーチ】売り手市場でも内定は簡単じゃない




 令和2(2020)年卒業予定の学生の採用選考解禁から1カ月。当社の調査では、6月1日現在の内定率は7割を超える高水準(71・1%)をマークしました。今年は、一貫して前年同時期を上回っており、早く内定者を確保したい企業が、選考や内定出しの時期を早める動きが顕著でした。しかし、世間で言われているほど簡単に内定はもらえないと感じている学生は多いようです。

 「第1志望業界の企業は、エントリーシート(ES)でほとんど落とされた」「1次面接を通過できない」など、意外にも早い段階でつまずく学生を多く見かけました。学生の大手志向は年々高まっていますが、人気企業の中には、選考の前半で候補者をかなり絞り込む企業もあり、初期の段階で落ちてしまう学生が多発するのです


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