これでいいのか?戦後日本「より良き日本を取り戻そう」

大人気で在庫が底をつく日本産ウイスキーの教訓







大人気で在庫が底をつく日本産ウイスキーの教訓


慎重な企業経営の後味の悪さ、投資不足のツケが浮き彫りに


2018.5.28(月) Financial Times





(英フィナンシャル・タイムズ紙 2018年5月23日付)





スイス・サンモリッツにあるバルトハウス・ホテル内のバーで開栓された、1878年と記されたラベルが貼られたスコッチウイスキー「マッカラン」のボトル(2017年8月2日撮影、公開)。(c)AFP/WALDHAUS AM SEE HOTEL〔AFPBB News




 2003年の米国映画「ロスト・イン・トランスレーション」で、ビル・マーレイはウイスキーのCMに登場する俳優の役を演じ、妖しげな雰囲気を醸し出しながら「リラックス・タイムは・・・サントリー・タイムにしよう」と満足げにつぶやいていた。


 あれから15年。このプロダクトプレースメントが大当たりしたことも手伝って、今日のサントリーにおける時間は、とてもリラックスできるものではなくなっている。


 激賞するレビュー、舌の肥えた消費者、マーケティングの才覚、そして観光ブームなどを背景に、日本産ウイスキーは21世紀が始まったころ――つまり、今日のヒット商品が蒸留されて樽に詰められたころ――の予想をはるかに上回るペースで飲まれている。


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