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ネットと食品スーパー融合 中国IT大手アリババ、実店舗を拡大


 アリババグループ傘下のスーパーでセルフレジ端末を利用する店員=1月19日、北京(共同)


 


 中国の電子商取引(EC)最大手、アリババグループが食品スーパーの店舗網を急拡大させている。ITを駆使し、新鮮な食材を消費者に素早く届ける仕組みを構築。インターネットと実店舗を融合し、小売業界全体で主導権を握る狙いだ。一方、他のIT大手もこの動きを猛追。熾烈な競争が繰り広げられている。


 アリババ傘下のスーパー「盒馬(フーマー)鮮生」の北京十里堡店。巨大ないけす内のロシア産タラバガニやカナダ産ロブスターなど大量の海産物を、買い物客が興味深そうに品定めしていた。


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