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「流行語」を考えた 言葉そのものも終焉か なぜそうなってきているのだろう


2017ユーキャン新語・流行語大賞年間大賞とトップテン


 


 「流行語」という言葉が終焉を迎えつつあるようだ。年末恒例の「新語・流行語大賞」も、このところは発表されるたびに「流行語」への賛否が語られ、今年は選考委員側も「そもそも流行語とは何か?」という根源的な疑義を呈した。また、インターネット、そしてスマートフォンの普及で、言葉の「世代間の差」や「使用するサービスによる差」が明確になりつつある。果たして今、「流行語」は、どのような場所に立っているのか。


かつては「新人類」「バブル経済」


 その年に話題となった言葉に贈られる「現代用語の基礎知識選 ユーキャン新語・流行語大賞2017」。1984年に始まった“老舗”の賞が12月1日に発表され、年間大賞に「インスタ映え」と「忖度(そんたく)」の2語を選んだ。


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