プーチン大統領、ウクライナ全土をミサイルで一斉攻撃する〝狂気〟 バイデン氏「代償を払わせる」と怒りの声明 11日夜にG7緊急首脳会合
先進7カ国(G7)首脳は11日夜、ロシア軍によるウクライナ各地への大規模なミサイル攻撃で、民間人ら約100人が死傷したことを受け、緊急会合を開く。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は今回の攻撃を、ウクライナ南部クリミアとロシアをつなぐ「クリミア大橋」が爆破されたことへの「報復」だと主張しているが、米国のジョー・バイデン大統領らG7首脳らは「残虐行為」「卑劣な攻撃」「自暴自棄になっている」などと厳しく非難している。首脳緊急会合は「プーチン氏への断罪」一色となる見通しで、G7とロシアの緊張がさらに高まることは避けられない。ロシアへの追加制裁も協議されそうだ。