与野党無策、史上最大の電力危機に怒り爆発! 参院選の行方を左右、「不合理」放置し続けた政権に打撃か 今さら「節電ポイント」は無策の極み
参院選(7月10日投開票)の主要テーマに「電力危機」が浮上してきた。梅雨空けの炎天下で電力需要が逼迫(ひっぱく)して、国民生活や企業活動を直撃する大規模停電を招きかねないのだ。参院選の論戦でも、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格高騰や、原子力発電所の再稼働など争点とすべき課題は多い。岸田文雄政権だけでなく、与野党を判断する基準となりそうだ。
「電力危機は、国民の怒りに直結する。電力不足は前から分かっていた。天候に左右され、不安定な太陽光などの再生エネルギーを推進し、原子力発電を根拠なく否定する『不合理』を放置してきた。電力不足の本質に無関心な国民、放置してきた政治の責任だ」
経済評論家の渡邉哲也氏は厳しく指摘した。