これでいいのか?戦後日本「より良き日本を取り戻そう」

武器の在庫一掃か、ウクライナ援助で見えたNATO各国のしたたかな算盤勘定


武器の在庫一掃か、ウクライナ援助で見えたNATO各国のしたたかな算盤勘定


「兵器の新陳代謝」「実戦テスト」「PR」を目論む兵器の全貌


2022.6.27(月)深川 孝行






ウクライナ軍がすでに使用するアメリカのM777牽引式榴弾砲(写真:ウクライナ政府公式ツイッターより)





NATOの旧東欧国は「ところてん式」で兵器の近代化を狙う


 ロシア・ウクライナ戦争も4カ月が経過、ウクライナ東部では激しい攻防戦が続き、NATO(北大西洋条約機構)をはじめ西側・民主主義陣営はウクライナ軍への多大な武器供与で前線を支える。



 そして、武器を援助する側はもちろん、「隣国を力任せに侵略し現状変更に挑むロシア・プーチン政権の蛮行を阻止する」という崇高な理念に従っているわけだが、「義理・人情」「浪花節」だけでは成り立たないのが国際政治の常。したたかな算盤勘定が働いているのでは? と斜に構えて物事を捉える“眼力”も必要だ。そもそも古今東西、戦争とビジネスは切っても切れない関係にある。


>>続きを読む