これでいいのか?戦後日本「より良き日本を取り戻そう」

ウクライナに一刻も早く平穏を、蘇る「市民が狙われた」ボスニア紛争の記憶


ウクライナに一刻も早く平穏を、蘇る「市民が狙われた」ボスニア紛争の記憶


「包囲下の街で生きる」という事(前編)


2022.3.20(日)橋本 昇






包囲下のサラエボ(写真:橋本 昇)
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(フォトグラファー:橋本 昇)


*記事中の画像に一部刺激の強いものがあります。ご注意ください。


 ロシアによるウクライナ侵攻のニュースを聞いて、決して忘れる事のない人々の顔が頭に浮かぶ。



 30年前の事だ。


第二次大戦後の欧州で最悪の紛争


 1992年4月初め、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボは突然、「敵」に包囲された。敵というのは自国のセルビア人勢力が設立したスルプスカ共和国の軍とその後ろにいるユーゴスラビア人民軍だ。


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