これでいいのか?戦後日本「より良き日本を取り戻そう」

台湾で中国工作員が暗躍、ウクライナに酷似する現状に蔡英文総統が警鐘


台湾で中国工作員が暗躍、ウクライナに酷似する現状に蔡英文総統が警鐘


今や政権中枢にも潜む中国共産党のスパイ、ロシアによる侵略で高まる危機意識


2022.3.4(金)譚 璐美






台湾の蔡英文総統(写真:ロイター/アフロ)





(譚 璐美:作家)


 2月24日未明、ロシアがついにウクライナへ侵攻した。



 それに先立つ23日、台湾の蔡英文総統は、「ロシアによるウクライナへの主権侵害を非難する。関係各国に対し、平和的かつ合理的な手段によって紛争を解決するよう引き続き求める」と述べる一方、目下の台湾情勢に触れて、「台湾社会の士気をそごうとする外部勢力の試みに直面しており、全政府部門が認知戦に対し警戒を強めなければならない」と述べて、台湾海峡周辺の軍事動向の監視の強化を指示したことを明らかにした(AFP 2月23日付)。


 ロシアのウクライナ侵攻が、そのまま中国の台湾侵攻の姿と重なって映るのは、台湾ばかりではない。日本や米国、アジアの国々も同じことだろう。


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