これでいいのか?戦後日本「より良き日本を取り戻そう」

戸塚宏「精神論を語るやつはダメになる」


戸塚宏「精神論を語るやつはダメになる」


戸塚ヨットスクール校長が語る、根性、精神論、極限状態、児童教育・・・


2021.7.8(木)木崎 伸也
















 木崎伸也氏の連載企画第2回は、戸塚宏氏へのインタビューを実施。今回は中編を掲載する。


前編「戸塚ヨットスクール校長語る「俺は偏差値秀才だった」」はこちら
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/65570



(木崎 伸也:スポーツライター)



戸塚宏(とつか・ひろし)
名古屋大学工学部卒。大学からヨットを始め、1975年に沖縄海洋博記念「太平洋-沖縄・単独横断レース」で優勝。翌76年に戸塚ヨットスクールを設立。79年から82年にかけて、体罰が原因とされる塾生5名の死亡事故が起こり、傷害致死罪、監禁致死罪で起訴される。19年を要する長期裁判ののち、懲役6年が確定。現在は出所し、同スクールを再開している。






「できるわけがない」ことで1秒を削る


——戸塚さんは名古屋大学卒業後、ヨットマンとして活躍し、1975年、35歳のときに沖縄海洋博記念「太平洋—沖縄・単独横断レース」で優勝しました。レースでは1日合計4時間しか眠らず、さらにその睡眠も15分ごとにアラームをかけて目を覚ましていたそうですね。


 この方法は自分の発案じゃないんよ。他のヨットマンが書いた本から学んだんだ。


>>続きを読む