語り継ぎたい天皇の和歌】大嘗祭の復活に御尽力された桜町天皇





 いよいよ来週22日には国内外の賓客を迎え、皇居で「即位礼正殿の儀」が催されます。古式装束「黄櫨染御袍(こうろぜんのごぼう)」に身を包まれた今上天皇が「高御座」にお立ちになられて即位が宣言されます。


 代替わりのこうした大きな儀式を前に、今回は第115代桜町天皇の御製(和歌)を紹介します。というのも、掲出歌は桜町天皇の即位の際の一首だからです。来年が生誕300年となる桜町天皇は、江戸時代(8代将軍吉宗の時代)の天皇です。先帝の世に再絶した大嘗祭の復活に御尽力された天皇として知られています。



 


 




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