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台風で泥に覆われた埼玉 自宅に戻った住民たちの悲痛な声 [◆日本の実態]

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 日本列島を襲った台風19号は、各地で河川の堤防を決壊させ、甚大な被害を及ぼした。埼玉県では、東松山市や川越市で広い範囲の浸水が起きた。排水が終わり、避難所から帰ってきた住民たちは家の中に入った泥のかき出しや汚れた家財の運び出しに追われている。想定を超える被害の大きさに戸惑いを隠せない。

堤防決壊で広い範囲で浸水が起きた埼玉県東松山市

2階の高さまで浸水した東松山

 都心から車で1時間ほど、東武東上線高坂駅から東に1・5キロほどの場所にある埼玉県東松山市早俣地区。都幾川と越辺川、九十九川の合流部が近くなると、その風景は一変する。道は一面泥だらけ、道路脇にある草花も茶色に覆われる。道を歩くと、泥がぬかるみ、気を付けないと足場をとられる。堤防決壊により、辺り一帯が水浸しになった地域だ。数キロ手前では、道路で車が走り、飲食店や小売店が営業する〝普段通りの生活〟が繰り広げられており、浸水した地域との差は歴然だ。

 「一時は建物の2階辺りまで水がきていた」。住民の男性は振り返る。

 東松山市では、台風が上陸した12日午前4時6分に大雨警報、午前7時24分に洪水警報が発令された。午後2時45分に同地区で避難勧告が出された。ほとんどの地域住民は、この日のうちに避難する。地区の消防団員が逃げ遅れた人がいないかも見て回っていたという。

 

 

 

 


タグ:台風19号
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