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世界潮流を読む 岡崎研究所論評集
GSOMIA破棄で米韓関係も揺らぐ
2019/09/12
岡崎研究所
8月23日、韓国政府は、日韓秘密軍事情報保護協定(いわゆるGSOMIA:General Security of Military Information Agreement)を終了させる旨を日本政府に通告した。書面による通告から90日後、同協定は効力を失う。2016年11月23日にソウルで署名された同協定は、まる3年で終了することになる。
今回のGSOMIAの破棄決定を巡り、米国は韓国に対する批判を強めている。 米韓関係は、相互信頼に亀裂が入りかねない深刻な状況になっている。なお、日韓GSOMIAの破棄について、韓国のマスコミは、ハンギョレ紙等革新系のメディアは肯定的に捉え、保守系大手の朝鮮日報や中央日報等は批判的に報道している。