閉じる

2017.2.16 06:15

【受験を考える】英語の先生がテストを受けたら中学生並みだった?…TOEIC280点の英語教師がいた

公立がよいのか、私立がよいのか、生徒たちだけでなく、保護者たちの悩みもつきない

 受験についてのご意見をうかがっているこのコラム。以前、寄せられているご意見として、公立ではなくあえて私立を選ぶ理由として、「公立の教師に対する不信感をあげる人が目立っている」とし、先生たちの教師としてのレベルを保つためにも「先生にもテストを受けさせるべきだ」というご意見を紹介した。実際にテストを受けさせた教育委員会があったが、結果はあぜんとする内容だった。

 京都府教委が中学校の英語担当の先生を対象にした平成28年度から始めた英語検定試験「TOEIC」受検事業だ。英語の先生74人が受検したものの目標ラインに達していた先生はわずか16人しかいなかったというのだ。

>>続きを読む