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なぞなぞ東大入試の効用:本物の大学入試問題はAIでは歯が立たない


なぞなぞ東大入試の効用:本物の大学入試問題はAIでは歯が立たない


 

機械学習に「連想」「類推」は鬼門


2023.10.2(月)伊東 乾





柔らかい頭の持ち主を東京大学だけではなく世界中の一流大学が求めている(写真はシカゴ大学)


 最初に2つほど「なぞなぞ」をお出しします。考えてみてください。



 いずれも現行のAIでは正解を期待しにくく、人間さまだからこそ答えられる問題です。

問1(古典):次に示すのは「賦しもの」と呼ばれる江戸時代のなぞなぞである。意味を解釈してみよう。

① 風呂の中に床がある
② 水にかきまぜた

問2(地理):高知県と香川県では、ある重要な資源をやりとりしている。資源の名称と、このようなやりとりが生じる理由を、この資源の供給と消費の両面から、あわせて3行以内で説明してみましょう。

 おや、なぞなぞ、といいながら、後半は何か、いかにも問題っぽくなってますね。いったい何の問題なのでしょう?


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